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Akiyoshi's Diary

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2000年2月の日記・読後感想

読書感と日々の想いを綴っています。

12.1999
01.2000
02.2000
03.2000



FEBRUARY.2000   先月まで28冊読了

今日より2月。「炎立つ(ホムラタツ)巻の壱」、「炎立つ(ホムラタツ)巻の弐」高橋克彦著、読了。11世紀の陸奥の国を舞台に安部氏と源氏の長年の騒乱を描いた書。続きがまだ手許に入らない。「奇貨居くべし」の続きも読みたいし・・・・・・・。

昨日の帰宅0時過ぎ、久しぶりの午前様。今日は資料作りのためパソコンに向いっぱなし、疲れた。
今年は400年に一度のうるう年。
顔グロは嫌いだ。気持ち悪い。
02.01.2000

「愛は脳を活性化する」松本元著、読了。著者は非フォン・ノイマン型の脳コンピューターを開発されている。人が人足り得るのはなぜか? まだまだ解明されていない脳についての面白い話が聞けた。
二日前から寝違えたのか首が痛い。右手の人差し指の突き指をしたような痛みが続いている。これはきっとキーボードの打ちすぎ。
息子の二回目の受験終了。結果は不明。明日県立推薦の面接。これは多分ダメだろうとのこと。早く受験が終わってくれないとこちらも疲れる。

古くからの友人が千葉に転勤でやってくるとのこと。楽しみだ。初夏にキャンプでも誘おうか・・・・・・。P+
02.02.2000

自身のHPを見直してみた。立ち上げ始めて早三ヶ月、打ち込むことに精一杯で全体の構成や骨格部分があやふやになっているのに気付かされた。知ってくれてる人が少ない今の内に、各部修正を行っていこうと思っている。
それと、以前子供のために書いた文書が古いワープロに残っていたので、これを転載しようと考えている。ワープロのフロッピーがパソコンに入れれるといいんだが、どうもダメみたい。できる人にはできるんだろうが・・・・・。
02.03.2000

「愛の炎 上」、「愛の炎 下」見延典子著、読了。さまざまな重い過去を背負った登場人物たちがいろんなトラブルに遭遇していく。「お金の力は無限に見えてそうではない」「お金は愛にもなり、憎悪にもなる」。

今日板橋区板橋で水道水の酸化還元電位を調べた、「+668」。酸化電位の高すぎる水であった。

息子の二校目の合格通知が届いた。どうにか高校浪人だけはしないで済みそうだ。後の残るは二校、全力で乗り切ってほしい。後悔しないために。自分自身のために。P+
02.04.2000

「太陽の馬 上」、「太陽の馬 下」落合信彦著、読了。久しぶりに落合氏の著書を読ませていただいた。世界を舞台にさまざまなジャンルで活躍する男を描かせたら右に出るものはない。今回の作品も一気に読んでしまった。
侠客を義父に持つ主人公商社入社を足がかりにコングロマリッドを経営するまでのさまざまな折衝・商談・戦略と楽しめる点が多であった。

本日の囲碁成績、一勝三敗。
02.05.2000

「明治医事往来」立川昭二著、読了。明治時代の医師たちのさまざまな事例が紹介されている。日本初の女医、荻野吟子の名も出てきた。そう言えば埼玉で荻野吟子主人公の演劇が開催されている。主演はガンを手術した佐久間良子(?)だったか?
「孔明死せず」伴野朗著、読了。中国古代史はいつ読んでも面白い。あれだけの歴史を持つ国中国は21世紀には必ず大いなる発展を遂げるだろう。全国民が国に自身に自信を持ちさえすれば!
02.06.2000

「孟嘗君(もうしょうくん) 壱」読了、宮城谷昌光著。名宰相孟嘗君の出生の顛末篇だが、構成の素晴らしさに、ぐんぐん引き込まれる。現在手許には第二巻までしかないので一気に読みきりたいがそうもいかない。

明日より北海道出張。昨日、小学生殺害事件の容疑者が自殺した。これに対し今日の「よみうり寸評」に警察の失態であるとの一文があった。私はそうは思わない。任意同行の段階ではいたし方ないと感じる。

昨今不可解と思われるさまざまな事件が多発している。この事件も例外ではない。環境の変化が犯罪の内容を変えているのだろうが、それ以上に「叱られない」、「躾られない」子供たちがこのような問題を起こしていると私は思っている。数日前新聞で「学級崩壊」の記事が載っていた。このことも関係している。教育の場である教室のルールを守れない子供たちを許さざるを得ない、黙認せざるを得ない「教育者」、「教育現場」はその責を果たせるはずがない。
「体罰」がなぜいけないのか?
指示を守らない子供に「躾」をするには体罰しかないではないか。
「他人の迷惑にさえならなければ好きなようにしていい」と言う親の身勝手で、無責任な言動がどれほどの子供たちをダメにしているか。子供に「迷惑をかけない」ということがどういうことか、分かる子がいると思っているほうがおかしいと私は思う。他人に迷惑をかけない人生なんてありえない。だから人は他人に尽くすことができなければならない。どうして「人の役にたつ人になりなさい」といえないのか。
自分の子供が学校で社会でルール違反をした時、叱ってもっらってありがとうと、たたいてくれてありがとうと、どうして言えないのだろう。
マスコミにも注意してもらいたい。あなたたちが先生や公務員の小さなミスを事細かく報道することでどれだけ多くの善良な先生や、公務員が「ヤル気」を失っているか。販売部数や視聴率一辺倒をそろそろ止めたらいかがなものか。
先生たちももっともっと社会に出てほしい。
02.07.2000

昨夜遅く北海道出張より帰宅。今回の出張は札幌、石狩、苫小牧。ちょうど「雪祭り」開催中だったので幾枚かの写真を撮ってきた。石狩市花川の水道水は+598mvであった。
本日は祝日にも拘らず出勤。八王子子安町の水道水は+583mvであった。

「孟嘗君 弐」、「孟嘗君 参」読了。中国の偉大な戦略家「孫氏」は謀略にあい無実の罪を受けた人であった。何と、額に受刑者としての刺青を入れられ、両足を切断された後、現在にも伝わるさまざまな戦略を実行し、大いなる成果を上げた傑物であった。人は学び、大いなる情熱があれば偉大な成果を残せることを証明してくれている。

「赤ちゃん誕生の科学」正高信男著、読了。SEXとは、受胎とは、妊娠出産とはが、いろんな検証例をもとに紹介されている。その中から面白い事象をいくつか書きとめておこう。
  • つわりは男(受胎した夫)にもおこる。
  • つわりが何故起こるか解明されていない。
  • 1000年以上前から「胎教」が言われているが実証されていない。
  • オルガスムスの前に受精した方が受胎しやすい。(子供が授かりにくいカップルには参考に)
  • 出産の体位は座位か伏臥位が理想で現在の産院による水平位は医者の都合だけで実行されている。座位が一番母体と胎児に負担をかけない。
  • 受精後276日プラスマイナス一週間で生まれるのが理想。
効果的受胎法(妊娠しにくいカップルのために)
・精子は子宮内で7日間程度生存する。
・SEXは4〜5日の間隔を設けることで精子の質(活性度)が高まり、量(精子数)が増大する。
・女性は性交の合間に(時間、日にち)マスターベーション等によってオルガスムスを経験した方が精子の子宮残存率が高くなる。
・性交時は女性がオルガスムスを経験せずに終わった方が受胎しやすい。(オルガスムスを迎えると強い酸性の体液が噴出されるため多くの精子が死んでしまう)
以上、子供が授かりにくいご夫婦は参考にしてみては。
02.11.2000

長男、3校目も合格。おめでとう。残るは最後の県立校、さてどうなるものやら。
首から肩への痛みがぜんぜん取れない。始めは寝違いでもしたかと思っていたがどうやらそうではないようだ。今も痛みが走っている。四十肩なのだろうか? 明日入学費納入後、病院へ行ってみよう。
昨夜久しぶりで末松夫婦と会えた。転勤で千葉に転居されたのだ。これからは時々会えるようにしよう。
02.12.2000

「孟嘗君 四」、「孟嘗君 五」読了。他を助け続けることにより、自らが助けられた人、孟嘗君。ダスキンの創始者の言「得と損の道があるならば損の道を選ぼう」を思い起こした。「情けは人のためならず」を生涯忘れることのないよう心したい。
02.14.2000

「逆転調査」伊野上裕伸著、再読。

「なぜ花粉症は激増するのか」
北村美遵著、読了。著者が結局何が言いたいのか、言いたかったのか今一歩理解できなかった。氏自身が、氏が最も愛する人が病にかかったとき、救えないと言われる病に罹った時、本当に実証されていないからといって俗に言う「民間療法」を実行しないだろうか?
僕の子が現在の医学では救えない疾病に罹ったと分かった時できることは何でもやってあげたいと思う。

現在「日帰り手術が可能な病院と疾病」の全国一覧表を作成中。完成後、多くの方に喜んでいただけるかも・・・。
02.15.2000

「日帰り手術」杉町圭蔵監修、読了。
明日より又北海道と館山出張へ。今度は札幌だが、予定がびっしりで写真を撮るひまもなさそう。
全国水道水に含まれる「変異原性レベル」のイメージ完成。出張後に乗せよう。
今日は肩の痛み薄らぐ。
02.16.2000

「聞き逃せない 医者語・ナース語」米山公啓著、読了。「過換気症候群」呼吸をしすぎて意識を失う症状、紙袋を口にくわえさせて回復を待つ。記憶力は古いことを覚えていること、「記銘力」は新しい体験の記憶のこと。中年になった今、この記銘力が大幅に低下していることを実感している。

先ほど出張より帰宅。今回の出張は時間的余裕がなく、距離の移動も激しく、疲れてしまった。しかも、赤字。
17日18時まで松戸にて業務後羽田へ、札幌到着23時30分。翌朝、発寒へ向い、18時まで業務。そのまま千歳空港へ。0時30分千葉到着、ホテルへ。翌朝6時起床、館山へ移動。9時より18時まで業務。自宅到着、22時。
02.19.2000

やっとの思いで「日帰り手術が可能な全国病院一覧表」が完成した。これからもこの手の術法はどんどん拡大していくだろう。医療費の低減と、時間的節約が大である。

警察官、警察の不祥事が続発している。「日本の警察は世界一」と言われた頃の自負心はどこいってしまったのか?
誰しも間違いは起こすもの。「すぐに改める」事を忘れないようにしてほしい。

子供が学校で授業中前歯を折ってしまった。保険が利かない部分は自己負担とのこと。何だか納得できない。授業中の事故による障害保険に入っていないのだろうか?
02.20.2000

「健康食品ウソとホントの見分け方」NACS東日本支部食部会篇、読了。さまざまな薬効を謳い売れている健康食品、その中には消費者が惑わされやすい表示をしているものが多いようだ。「一日30品目」を実行していけば健康補助食品は不用との印象を受けた。栄養を確保しても「活性酸素」を消去しない限り、真の健康体を維持するのは難しい。
本日は代休。囲碁、二勝一負。
02.21.2000

「隠密太平記」南原幹雄著、読了。
昨日碁会所でカゼのウイルスをもらったみたい。今日は早めに休もう。
02.22.2000

「生存者」ディーン・クーンツ著、読了。妻と子を飛行機事故で亡くした主人公ジョー・カーペンターが家族の墓石の前で出会ったローズ・タッカーから不可思議なことを教えられることから事件は展開していく。高度6000フィートからまっ逆さまに墜落したジャンボジェットに生存者がいた。その生存者とは・・・・・・。
人間の持つ能力には解明されていない点が多々ある。後100年もしたらどんなことが解明されているのだろうか?
そう言えば高校時代、化学部の友人に「水は酸素と水素でできているのだから、これを電気分解することで強力なエネルギーが得られるのではないか?」と尋ねたことを思い出した。彼は「モルがどうだから、どれは不可能だ」と言ったものだ。ところが現在、私が想像したことが可能となってきている。自分に理解できないからといって「それはウソだ」「そんなことは不可能だ」と拒絶する人にはならないようにしたいものだ。

来週長男の最終の受験と言うのに、数年ぶりでカゼを引いてしまった。だらしないオヤジは早々に寝るとしよう。ただ今の時刻、20:48
02.23.2000

「老化はなぜ起きるか」スティーヴン・N・オースタッド著、読了。老化についてたくさんの検証例を挙げながら不老への道を探る。しかし、現時点では不老への道は見つかっていないようだ。だがこの書で検証されていることは一考に価するだろう。抗酸化物質「スーパーオキシド・ジスムターゼ、グルタチオン、ペルオキシターゼ、カタラーゼ」。老化を遅らせる可能性のあるもの、「メラトニン、DHEA、デプレニル」。ほとんどの動物は閉経後まもなく死ぬ。「エストロゲン、プロゲステロン」。「高齢出産は乳がんになりやすい」。「コウモリは老化が遅く、クジラはガンになりにくい」などなど。
02.24.2000

「動機は問わない」藤田宜永著、読了。気楽に読める探偵物。
首から肩への痛みが取れない。以前結核を患ったときには背中の痛みだったが・・・・・・・。

心臓移植のために渡米していた女の子が亡くなった。両親はさぞお心落としのことだろう。彼女のご冥福をお祈りする。

先天性障害児の移植について一言書いておこう。私は乳幼児の臓器移植には反対である。自然淘汰という現象を厳粛に受止める必要があると思う。もし、移植が成功したとして、その後の免疫抑止剤と一生の間、付き合っていかねばならない人生は、その子にとって、真に幸福とは思えない。増してや、その子が親となって子を産む時のことを考えると、鳥肌が立ってくる思いをするのは私だけだろうか?
生命は確かに貴重である。だが、淘汰されるべく生は淘汰された方が本人と、その子が属する環境にとって幸福だと、私は思う。私の子が同じ疾患で生まれてきた場合は決して「善意の募金」を呼びかけることはしない。それより二度と同じような子供ができないような『身体作り』に懸命になるだろう。その子を産んだ責任のほどんどはその両親にある。被害者ぶった態度には許せない感がある。
02.25.2000

「異色 中国短編傑作大全」宮城谷昌光他著、読了。古代中国を描いたものはどれを読んでも面白い。

先ほどいくつかの「検索エンジン」に登録してみた。健康情報は若い人たちにはあまり関心がないから急激に訪問者が増えることはないだろうが、一人でも多くの人に喜んでもらえるとウレシイのだが・・・。
02.26.2000

「快便バイブル 便秘・下痢の治し方」小橋恵津(日本大学)著、読了。快便とは、いかにすれば快便を得れるか、快便が出ない問題点は? などについて記載されている。氏の言う快便とは?
  • 色は黄土色
  • 大きさも長さもバナナのような形
  • たまご3個(150g程度)ぶんくらい
  • 水の中でも形を保っている
昔の人は快便を「薙刀一本、紙いらず、色は山吹色にして、匂いこれまた良し」と和歌風に表現した。

今日は休日。ページを再チェックしてみた。やはりリンク切れや物足りない点がたくさん出てきた。少しづつ改善していこう。
02.27.2000

「精子戦争」ロビン・ベーカー著、読了。生物学者による射精後の精子の活動や受胎についていろんな実際例を挙げながら教えてくれている。電車の中で読むのはちょっと恥ずかしい思いがした本である。「ルーティン・セックス」「オーラル・セックス」「スパッピング」などの言葉が頻繁に出てくる。
面白かったのが精子を「エッグ・ゲッター、キラー、ブロッカー」の3種に分けていることだ。精子は全て同じ働きをするのかと思えばそうではないらしい。これから子を持とうとする人たちや複数のパートナーを持つ方には一読をお勧めする。卵に群がる精子のイメージ(排卵と受精の時期がうまく重なった場合)があるので乗せておこう。このイメージはNHK発行「人体」の中から転載したものだ。

明日からまた北海道へ出張、3日ほどこのコーナーもお休み。
02.28.2000

「秀衡の漆」三好京三著、読了。秀衡が隠したと伝えられる漆を探す主人公とその妻の物語。古代「陸奥の守」秀衡は義経の時代の人である。彼が残したと伝説されている古代の漆を求めて主人公が織り成すドラマ。楽しく読ませてもらった。
02.29.2000


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