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Akiyoshi's Diary

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2000年8月の日記・読後感想

読書感と日々の想いを綴っています。

12.1999
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AUGUST.2000   先月まで176冊読了





「見なきゃ損する食品・衣料 表示のカラクリ」 垣田達哉著、 この書籍の中から皆さんに役立ちそうな情報をチェック、作成中です。

食品成分表の(化学)調味料へリンク
カロリー簡易計算法へリンク

先ほど札幌出張から帰って早速メールのチェックを始めると、なんと「著作権侵害」とあるではありませんか!
内容は「日帰りできる手術ができる全国の病院一覧表」が著作権侵害とのことなのです。本を読み、この情報は多くの人に伝えるべきだと思って作成した一覧表が使えないとは・・・・。
ちゃんと「主婦の友調べ」と記入しているんだけれども・・・・・。
書籍を引用するときの注意・条件というものがあるようで、無知とは怖いものです。

良かれと思ってすることが、とんでもないことを招くことがあるんですね。

今、出版社にどうすれば掲載できるかを問い合わせ中です。(このため一時掲載中止中)どうなることやら・・・・?!
08.05.2000

僕たちは、自由だ!」 グレイグ・キールバーガー著、邦訳、本の泉社発行。
12歳のカナダの少年グレイグ・キールバーガーは「こんなに貧しいことがあるんだ。想像したことさえないような・・・・・」とバングラディシュの街角で衝撃を受ける。
タイ、インドでも同じような光景に出くわす。
いかに先進国に住む人間が幸福であるか、自由であるかを素直に・直接的に訴える一冊。小中学生必読の一冊。


「松原泰道の養生訓 戒語(かいご) 早起きすべし!」松原泰道著読了、三笠書房発行。1907年生まれの氏は現在93歳。今もお元気でお過ごしのことだろう。以前「南無の会」の書を読ませていただいたことがある。今回の一冊も学ばされることが多く、以下に若干紹介する。

人と為りて多病なる未だ羞づるに足らず 一生病なき、是れわが憂いとす
(為人多病未足羞 一生無病是吾憂)
病身の人間は、自分がよく病気になる分、人の健康も案じれる。しかし、病気知らずの人間は他人の痛みがわからない。

一病息災が長生きの秘訣

なぜお坊さんは健康で長生きできるのか
良寛(1758〜1831 74歳で逝去)の九訓の戒語より
油のもの食ふべからず・・・・・脂肪分の多い食事を避けよ
朝寝すべからず・・・・・朝は元気(元の気)を体内に摂り入れられる貴重な時間
大食すべからず・・・・・粗食がお坊さんを長生きさせる。「知足」、足るを知ることが養生の心
心にものを隠すべからず・・・・・余計なストレスを溜めこむな
口そそぎ、楊枝をつかうべし・・・・・歯はヨワイと読むように元来年齢を示す言葉。
声を出すべし・・・・・大きな声を出すことは呼吸法の一助となる。「息」と「生(いき)」は通ずるところあり。

学ぶ人は老いても衰えない
佐藤一斎(江戸後期の儒者、88歳で逝去するまで著作を続ける、『言志四緑』の著者)
少にして学べば 則(すなわ)ち壮にして為すこと有り
壮にして学べば則ち老いて衰えず
老いて学べば 則ち死して朽ちず


「青春」(サムエル・ウルマン米国の詩人)
年を重ねたたけで人は老いない
理想を失う時に初めて老いがくる
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自身と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望あるかぎり若く 失望と共に老い朽ちる
(一部抜粋)

釈尊がコーサラ大国のパセナーディ王に説いた。
人はみずから懸念して、
量を知って食をとるべし
さすれば、苦しみすくなく
老ゆることおそく、寿(いのち)を保つならん
08.06.2000



本のイメージ超酸化水によるアトピーからの離脱」 野原一子取材、近代映画社発行、読了。決して万能ではないが、現在開発されているアトピー治療薬より効果を発揮する「アルカリイオン還元水と超酸性(超酸化)水」。
もちろん、効果が出ない患者さんもいるが、ほとんど悪化例がなく、しかも副作用がない「水療法」。アトピーに苦しまれている方は一度は目を通すべく一冊であろう。

各地の水治療を実践する医院も紹介されている。


奇貨居(きかお)くべし 飛翔篇」宮城谷昌光著、中央公論新社、読了。続きが早く読みたい。
08.16.2000

生活毒物 危険な食品・化粧品」 西岡一著、講談社、読了。久しぶりで氏の著書を読ませてもらった。氏は同志社大学で以前より 食品添加物の遺伝毒性・発ガン性などを研究されている。過去に「遺伝毒物」を読んだことがある。

「カット・ソッド試験」ストリーク試験、「カット・ソッド試験」遺伝子発現テストを開発。この手法を使えば活性酸素を生成する物質、消去する物質を明確に判断できるという。
右表は上記手法を用いての活性酸素除去能力を数値化したもの。これを見ると分かるように、人工的に作られたものには除去能力が乏しいこと、一目瞭然。
母乳も母親の生活形態、体調によって大きく変動することが理解できる。これを見るまで、すべての母乳は活性酸素を除去すると思っていた。
詳しくは著書をご覧あれ。



「足は偉人だ 脳と体に効く歩み学」石塚忠雄著、家の光教会発行、読了。

バビンスキー反応
卒倒を起こしたとき、足の裏の第五趾(小指)側を硬いもので、かかとから指先にかけてこすった時、母趾(親指)がギューッと足の甲の方にそる現象。脳に異常がある確率が非常に高い。

レオナルド・ダビンチ
足は「人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である」

足は偉大
人間の体には骨が208個ある。足にはその内52個。足を構成する筋肉と腱が64個。関節の数76個。

偏平足
擬似偏平足があり、多くのスポーツ選手や子供はみんな擬似偏平足。

足病医
Podiatristポディアトリスト。アメリカには足の疾患を専門に扱う整形外科医が約5000名、足病医の資格をもった治療士が約一万名いる。

処方靴士
Pedorthistペドージスト。アメリカには医師が処方した靴をつくる靴メーカーがある。

欧米の格言
「仕事をしている人は、収入の10〜15%を靴に費やせ」

検体 活性酸素消去力価
カタラーゼ5000U/ml 100
唾液A 85
唾液B 71
母乳A 100
母乳B 74
母乳C 15
粉ミルク
みかんジュース 49
オレンジジュース 27
ゴボウ 100
レンコン 100
抹茶 70
緑茶 65
ウーロン茶 42
スポーツドリンク

皆さんも足に少しは関心を持って見ませんか?
一番虐げられ、不潔になりやすい所だからこそ!!
08.19.2000



医者が試したいちばん手軽な健康法 ウォーキングと食事の理論」渡辺巌太郎著、農文協発行、読了。この書は今はやりのウォーキングの化学的効用を著者自身の体験をまじえながら詳細の著述されている。

私の場合、仕事で歩く以外にわざわざ歩こうとまでは思わない。

これでわかる本物 水・塩・みそ・しょうゆ」オーガニック研究会著、築地書簡発行、読了。製造メーカーにアンケート依頼をしての各食品の実態が明記されている。おもしろいのが、製造メーカーは都合がよい商品のアンケートだけ答えて、消費者に隠しておきたい商品のアンケートには一切無視の姿勢が明確に示されている。オーガニック・自然志向の方は一読すべきであろう。

「21世紀問題群ブックス 医療の原点」中川米蔵著、岩波書店発行、読了。得るもの特になし。
08.20.2000

本のイメージ
子宮筋腫 女のからだの常識」渡辺優子著、河出書房新社発行、読了。
「フランス流 乳ガンとつきあう法」木立玲子著、毎日新聞社発行、読了。
共に実年のキャリアウーマンが女性のもっとも恐れる「子宮筋腫と乳がん」に侵された。治療に至るまでの経過や、心理的葛藤、周囲の反応が紹介されている。
「子宮筋腫 女のからだの常識」は筋腫、内膜症と診断された方の必読書と言えるだろう。筋腫の種類から症状の違い、医療機関を選択する際の注意点、漢方薬の選択法など至れり尽くせりの一冊。しかも、著者は「たんぽぽ横浜」を主催され、同病に苦しむ人たちを応援されている。

「フランス流 乳ガンとつきあう法」は日本人でありながらフランス(在住)で手術を受けられた。フランスの医療の実態を知るのにいい一冊。フランスでは人口乳房専門店まであるという。日本はまだまだだ。

2冊をほぼ同時に読み終えて、子宮・・・の方は重く、フランス・・・の方はさわやかさが残った。

骨量変化グラフ
骨が語る スケルトン探偵の報告書」鈴木隆雄著、大修館書店発行、読了。遺跡から出土する遺骨を通して人類の起源、疾病の状況を探る。人類の起源から、身体を支える骨について学ばされることの多い一冊です。

副甲状腺ホルモン ⇒ PTH、上皮小体ホルモンともいう。
骨粗そう症にも活性酸素が関与している。 ⇒ VDR遺伝子多型

08.26.2000

本のイメージおしっこの話」森典子・西尾恭規共著 、静岡新聞社発行、読了。
1.おしっこってなあに?
2.おしっこはどうやって作られるの?
3.腎臓って?
4.泌尿器系の疾患について
5.尿路結石について、などなど。

この一冊を機会に腎臓に感謝できるようになるかも。
08.27.2000

「毛利一族」古川薫著、文芸春秋社、読了。古河氏の著書は始めてか?
チョット変わった作風であった。104回直木賞作家ではあるが別に感想はなし。

「蒼ざめた街」藤田宜永著、朝日新聞社、読了。1950年生まれの著者が昭和初期(著者は生まれていない)を舞台に、秘密探偵(私立探偵)を主人公とした作品。
当時は路上でキャッチボールをしても警察に厳重注意され、一言でも反抗しようものなら容赦なく足蹴にされた時代だったようだ。いかにいまの時代が住みやすいかを実証している一冊でもあった。
内容は殺人事件を題材とした推理小説風であるが、歳のせいか、登場人物が多く誰が誰か分からなくなってしまった。(-_-;)
08.30.2000

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