残念ながら、水道水の安全性は100%ではありません。水道水の変異原性レベル

各地の水道水の変異原性レベル

水道水に含まれる科学物質は何万種類とあり、今後も限りなく増加していく。どんなに基準項目を増やしていっても水道水に対する不安は払拭されそうにない。今後は下記に示す「変異原性レベル」で評価する時期が来るだろう。
変異原性」とは遺伝子に突然変異を引き起こさせる性質をいい、この性質が強ければ発ガン性の疑いが強い。
手法は、突然変異を起こしてはじめて増殖できる細菌を使う。この細菌に、100ml程度の水道水から集めた汚染物質を与える。結果、細菌が増殖すれば水道水中に変異原性を持つ化学物質が含まれていることになり、増殖した数が多ければ「変異原性が強い」と判断できる。以下の表はこの数値を表示している。
調査された中では最悪が千葉県で、安全性が高かったのが岐阜県である。


(横浜国立大学工学部物質工学科の浦野紘平教授談。1993.3.18新聞発表。
「新・今『水』が危ない」学研より抜粋して紹介)



-----全国の水道水の「酸化還元電位」も併せてご覧ください。

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