酸化還元電位計(ORPモニター)で水の酸化度、還元度を計測します.単位はmvになります.

「還元水のペットボトル等の容器による酸化還元反応の相違を計測しました」

放置比較
現在時刻、08:06.
計測を終了しました.

約-300mvの電解還元水、別名活性水素水を3種類の容器に密封し、窓辺に24時間放置後の電位を測定しました.

まずは普通のペットボトルに入れた電解還元水、別名活性水素水の還元電位の変化から.
24時間前の投入時は約-300mvの電位を有していましたが・・・.


ご覧のようにたった24時間で200mvもの電位低下を招いて、「-102mvの還元電位」しかありませんでした.

このまま再度密封し、今週末(2004.04.10)に再調査してみましょう.
普通のペットボトルに入れた電解還元水の還元電位の変化を測定しました

続いて、最近良く見かける「アルミボトル」に入れた還元電解水の還元電位の変化を見てみましょう.
(注、容量が約150ml多く、正確な比較はできませんが・・.)

こちらは、「-227mv」と表示されています.
約75mv程度の電位低下(酸化還元反応による酸化)を起こしています.
完全に密閉され、酸素も入らず、光も当たらないアルミニウム製のペットボトルでも還元電位の低下を防ぐことはできませんでした.
このことからも生成後早めの使用、早めの飲用を心がけることが大切だとご理解いただけると思います.同時に還元水(活性水素水)をボトリングして販売するのは難しいと言えるでしょう.
アルミボトルに入れた電解還元水の電位変化は?

それでは最後に今回問題にしている「酸素非透過型の新タイプのペットボトル」での還元電位の低下度は?

右のイメージでご覧いただけるように「-180mv」でした.低下分は「約120mv」、普通のペットボトルは200mvですから、低下度は約60%となりました.

酸素非透過型ペットボトルの効果がこれで確認できましたが、還元電位は「光」の影響も受けることをご理解ください.
電解還元水を保温用に開発された酸素を透過させない新型ペットボトルに密封し、還元電位の変化を計測しました
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* 《全国の水道・湧水のORP値》もご参照ください.
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