心臓病 医学博士 桑田敬二郎



アルカリイオン水について私は総合的な威力を持った「薬物でない薬物」であるという感想を抱いている。薬のように症状を個々に見たて個々に治していく一時的なものでなく、根本的な作用を持つものあると考えている。

私見だがアルカリイオン水の効果はOH基によるアルカリ性とカルシウム・イオンの作用、それにプラスする電流を通じたことによる未知の作用、この三つが作用の本態ではなかろうか。マタ、カルシウム・イオンの作用を中心として血清学的な知見を究めていくと、いろいろ面白い結果がでるのではないかと思っている。
アルカリイオン水の効果を端的にあらわす例として「心臓弁膜症」の治験例を一つ紹介してみたい。

手術も断念したが・・・・
患者は35才の男子、先天性ポタリー氏管の開存ではないかと思われる。本人の話では5年前から病状が悪化して、以来、世田谷の国立病院で検査と治療を受け今日に至っているが、症状は非常にはげしく、5年間に5〜6度も様態が悪化して入院している。

検査もビニールを用いて血管から心臓に到着させるような最高の技術を要するものを受け、女子医科大の榊原教授に手術をお願いするなどしたが、手術中に急変があるといけないからと、手術は断念、入院しながら治療し、退院してからも職場を放棄して自宅で療養に専念してきた。しかし、その5年間に発作のたびに次第に症状が悪化、昨年8月には、もうダメだろうということで親類、知人を集めたほどだが、その時は奇跡的に回復、自宅に帰り医師の処方により療養していたのである。

その奥さんがはからずもアルカリイオン水愛用者からアルカリイオン水をもらい受け、持ち帰り、昨年9月から飲用を始めた。10月ごろには病院からもらった薬もなくなり、アルカリイオン水を飲むだけとなり、約3ヵ月間飲用したところ、プロレスの真似事もできるくらいになり、現在に至っている。





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