水の違いによる金属のサビ(酸化力)の相違---vol.1
先日(2004.4)鹿児島県垂水市を訪問した際、各種温泉水のパンフレットを頂戴しました. そのいくつかに「鉄を錆びさせない水、釘を錆びさせない水、クリップを錆びさせない水」との説明および、写真が掲載されていました. 皆さん、『鉄が錆びない水』って信じられますか? 「日本一高い還元力の自然還元水が湧く町」の中でご紹介したように「源泉」と「販売されている温泉水」は同じではありませんでした.そのほとんどが熱処理等の改水(?)処理が施されていました.どんなに源泉が特殊な能力や機能を持っていても、実際に販売されている商品の水質が違ったものであるなら、これは「誇大(虚偽)広告」と言われても仕方ないかもしれません. 私はこれまで水を使った実験をいろいろやってきましたが、上記の実験を行ったことがありませんでした. それで今回、神田の「高野理科硝子店」で一番安い(@50円)「規格ビン」を購入し、実験してみました. <<<< 今回の実験で使用したもの >>>>
<<<< 今回の実験で注意したこと >>>>
<<<< 実験開始 >>>> ご覧のように日当たりの良い場所に放置いたします. ガラス壜の底にクリップが見えるでしょうか? 一壜に6本のクリップを入れています.当然、現時点では一切の相違はありません. 左から水道水、浄水、酸性水、還元水(活性水素水)の順番で並んでいます. これから一ヶ月を目安に変化の比較をしていきましょう. 経過観察開始---2004.04.15.16:00 |
* 《全国の水道・湧水のORP値》もご参照ください.
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