■アスタキサンチンとは
自然界に豊富に存在するカロチノイドの一種で、鮭、タイやイクラ、エビ、カニの甲羅などに含まれる赤色の色素(カロチノイド類).
抗酸化力はビタミンEの約550〜1000倍に相当するといわれています.海草のヘマトコッカス藻にも多く含まれている.
サケの色の赤い色はアスタキサンチンという色素で、カロチノイドの一種.このアスタキサンチンは野菜のβカロチン(ベータカロテン)の10倍もの抗酸化作用があると言われています.
コエンザイムに続く健康食品ともいわれているそうです.
■アスタキサンチンの働き
アスタキサンチンは、血液と共に全身に行きわたって抗酸化作用(これが
アンチエイジングに繋がる)を発揮し、体内の過剰な活性酸素による酸化を抑える.その効果はシミやしわを改善する美肌・美白効果、白内障の予防や改善、動脈硬化の予防、心臓病予防、免疫力強化、抗がん作用など.
LDLコレステロールは、活性酸素により酸化されると、悪玉コレステロールに変わり、血管壁にたまって動脈硬化の原因になるといわれます.アスタキサンチンは、この酸化を抑えるので
動脈硬化の予防になると考えられています.
その他にもアスタキサンチンには、ストレスにより、免疫力が低下するのを抑える(アンチエイジング)効果があることや、抗ガン作用があることが、動物実験の結果で明らかになっています.
なお、アスタキサンチンと種々のカロチノイドを組み合わせることによって、本来のアスタキサンチンが備えている免疫賦活作用などの生理作用が一層強化されることが期待されています.これは、サケやエビ、カニなどの海産物に含まれるカロチノイドと、ニンジン、トマト、ホウレンソウなどの陸産物に含まれるカロチノイドの組み合わせが健康維持に大いに役立つということです.
■アスタキサンチンは体内でビタミンAに変わる
アスタキサンチンは、生体内に取り込まれると一部が必要に応じて、ビタミンAに変わることも判明.ビタミンAには、目の機能を正常に保つ、肌のかさつきを防ぎ粘膜を丈夫にして、風邪などの感染症やガンを予防するなどの働きがあるとも言われています.
■アスタキサンチンによる不眠症の改善
人間の1日の生活リズムで、特に睡眠と覚醒については、脳内の
メラトニンという物質が深くかかわっていることが、これまでの研究でわかっています.メラトニンが、夜になると分泌されることで眠気を催し、朝になると分泌が止まって覚醒します.徹夜を続けるなど不規則な生活をしていると、よく眠れなくなり体調がすぐれなくなることがあります.
最近、アスタキサンチンに正常な睡眠リズムを維持する作用があることが、ラットによる実験で明らかになりました.アスタキサンチンの強い抗酸化力によって、睡眠を調節しているメラトニンの酸化を防ぐものと考えられています.このことから、不眠症や時差ボケへの効果が期待されている.
●強力な抗酸化作用で老化を抑制(アスタキサンチンのアンチエイジング効果)する.
●抗炎症効果、動脈硬化抑制、ストレス抑制、糖尿病等生活習慣病の予防改善効果、黄斑変性症の進行を抑制.
●免疫力を賦活して発ガン抑制効果有り.
●目、脳、肝臓、筋肉、精子、皮膚の機能を高める効果が確認されている.
出典:治療 2002.2 p148等
推薦図書
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アスタキサンチンとは・・・『驚きのアスタキサンチン効果』
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アンチ・エイジング
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「メラトニンの『超』驚異」レイ・ヒサリアン著