ケアンズ(Carins)旅行---スナップ集
ケアンズの情報は、以下で手に入ります. *.写真にマウスを乗せてください.大きな写真に飛べる場合はカーソルの形が変わります.


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オーストラリアの東北部に位置するケアンズ(Carins Map) 無事、ケアンズ国際空港に到着.蒸し暑い.
しかも、まだ夜明け前.入国手続きで若干の遅れがあったものの、全員無事到着.
到着出口のドアが開いた瞬間、目の前に展開されたのは歓迎のプラカードをささげた旅行社のスタッフたち.その数20名程度.つい、きょろきょろしてしまう.私より先にK氏が添乗員のBさんを見つけ、一安心.それにしても、手荷物の照合をしないで通関できたのは以外だった.タグの照合をしないのだ.これでトラブルが起きないのだろうか…?
まずは、チャーターバスでホテルへ向かう.宿泊は「The Oasis Resort Cairns」だ.第一班のメンバーと合流し、観光へと向かう.
今回の旅行で合同ツアーは本日だけとなる.行き先は定番の「スカイレール」から「キュランダ鉄道」、「巨泉の店」、「免税店」、「夕食」となる予定.

ここでケアンズのうんちくを少々.ケアンズはオーストラリアの北東部に位置し、クイーンズアイランド州に属します.人口約13万人の小さな町ですが、観光客はオーストラリア第四位とのことです.そのためか、町はきれいに整備され、シドニーなどより治安は良いようです.この地を訪れる大半の人は世界遺産に登録されている全長二千キロにも及ぶと言われている「グレート・バリア・リーフ」でしょう.透き通った水、群れ集う熱帯魚の数々、ダイビングスポットは数知れず.熱帯性の気候で、雨季・乾季があり、日本との時差は約一時間となっています.
The Oasis Resort Cairns Hotel オアシス・リゾート・ケアンズ・ホテルの全景

キュランダへのスカイレール乗り場
スカイレール乗り場


スカイレールのチケット売り場
チケット売り場


雄大な展望が望めるスカイウエイ
雄大な展望


a
原生林に『青い蝶』が


スカイレール
6人乗りのゴンドラ
合同した一行はバスで「スカイレール」乗り場へ.このロープウエイの第一の特徴、最近まで世界一の長さ(7.5km)を誇っていたそうだが、現在は苗場にできたものに抜かれてしまったとのこと.残念そうなガイドさんの言い草であった.(このガイドさんは日本人.ここ6年程度現地採用でガイド業をやっている方でした).一度途中駅で乗り換え.熱帯植物(寄性植物、共生植物)を簡単に見学し、最終駅まで十分に楽しませていただいた.

青い蝶途中、一度見ると幸福を招くという「青い蝶(ユリシーズ)」を見つけた人もいた.この蝶は二度見るとその幸福は消え、三度見つけると大金持ちになれるそうだ.
我ら一行の皆々様は何度見つけることができたのだろう?

私が乗車したワゴンはジジイ組であったが、ガイドさんがいたお陰で楽しいひと時を過ごせた.
しかし、T氏は楽しい人だ.いつも周りを楽しませてくれる.私もこんな人でありたいものだ.

このロープウェー型の「スカイレール」.特徴の第二は建設の際に樹木をたった3本しか伐採しなかったことだろう.ロシア製の機器を使っての製造だったとのこと.「スカイレール」の真下は自然のままの原生林.落っこちても枝に引っかかるだろうと笑って話していると、突然の停止 (^_^;)

一同、一瞬の沈黙.その後の反応で皆さんの緊急時の対応の仕方が分かって面白かった.誰がどんな行動をとったかは内緒にさせてもらおう.
一分程で動きだしたためトラブルではなかったようだ.(後で判明したことは、車椅子の方の乗車、下車時に安全のため若干停止するようでした.その間空中にいる乗客はおとなしく待っているしかないのである.)
駅舎の寸前で瞬間高速になり、そしてゆっくり停止.キュランダ駅到着の瞬間を固定カメラが狙っていた.ゴンドラに乗っている全員を捉えるのだ.出口には今写したばかりの写真がモニター表示されている.うまく合成され、買い気をそそる.一枚18$だったか? M氏はお求めのようだったが、その後何枚売れたのやら・・・.
今回のガイドさんは積極的に売ろうとしないので見逃した人、買い逃した人もいたかもしれない.

水陸両用6輪駆動車のアーミーダックに乗車.各種熱帯植物の説明を受けながら狭い山道を昇り降りする.スピードはゆっくりだが、道が狭く悪いので揺られながらの見学.有名な「絞め殺しの木」は独自で地下から栄養を吸収しているのだから面白い.抱きつかれた方の木は思うように成長できないので枯れていくのも当然だろう.
途中、ドライバーが水中に入るかどうかを尋ねてくる.当然皆の答えは決まっている.ゆっくりと水の中へ.いつの間にかスクリュー動力にスイッチしたようだ.沼をゆっくり進んでいく.ここでも「青い蝶」が頭上を舞っていった.亀や、シーxxxなどを探しながらのアーミーダックの探索ツアーも約20分程度で終了.

ワイルドライフパークにてカンガルーに餌付けをしたり、ウォンバットやコアラなど動物たちを見学.
この地の水道水のORPも計測してきました


その後、キュランダ駅近くのレストランで昼食.このお店の子供だろう、小学生と思しき女の子が楽しそうにお手伝いしている.今日は日曜日だ.プレートの持ち方も中々堂に入っている.つい5$チップを上げてしまった.





その後、定番のお買い物. $99のエメラルドグリーンの海の絵を$70にしろ、と粘ってみたが$90までにしかしてくれず断念.アボリジニの方が吹く楽器(ディジリドゥ or ディジュリドゥ)の音色に、同じマイノリティであるアイヌの音楽(ムックリ)を思い起こさせられた.楽器の形はまったく違うのに音色には共通するものがある.人類の「原始鼓動的音楽」とでも言っておこうか.
6輪駆動車のアーミーダック
6輪駆動車のアーミーダック


沼をゆっくり進むアーミーダック


親子カンガルー



お休み中のコアラ


アボリジニショップ
ディジュリドゥショップ
キュランダ鉄道の駅舎
キュランダ鉄道の駅舎



キュランダのトレードマーク



よく見るスナップ


キュランダ鉄道の連結部
列車の連結部
いよいよケアンズに来たほとんどの日本人が乗るといわれる「キュランダ鉄道」に乗車.手動式のドアが懐かしい.
しかし、どうしてこんなにドアの扉や窓が小さいのだろう?
錫採掘のために作られた鉄道だから乗車させた労働者も体の大きな人が多かったはずなのに、疑問だ.私が思いつくのは逃亡防止……?

(さて、ここでケアンズに戻る船の出航時間が近づいた.この原稿はフィツロイ島で書いている.ほとんど日本人を見かけないのがいい.但し、一軒しかないショップのランチがまずかった.後は、帰国後かホテルで.)

扉は狭いのにステップの位置が高め、日本人の典型(胴長短足チンチクリン)の当方としては若干乗りづらい.鉱山鉄道として利用されていた頃の座席は谷向き二列の変わった配置だったようだ.現在は8人が向き合う4人掛けベンチシートとなっている.
汽笛を鳴らし、いざ出発! トロトロと….
ガイドさんがいろいろ説明してくれたが、今は乾季だからはっきり言って大したことはない.雨季の水量の多い時期なら滝の瀑布を堪能できるかもしれないが….
ケアンズ周辺には他に連れて行くところがないんだろう.日本人観光客のほとんどはこの鉄道に乗せられるようだ.

キュランダ鉄道の気動車この鉄道建設時にどうしても取り除くことができなかったという大岩が線路間際に聳え立っていた. この大岩を見やりながら気付いたこと、それはここの大地はほとんどが硬い岩盤でできているようだ.この岩でできた硬い大地をハッパ(ダイナマイト)で切り崩しての作業はきっと難事業だったことだろう.当然、犯罪者やマイノリティであるアボリジニの方々の数多くの犠牲があったと想像される.彼らの魂のためにもしばしのどかな鉄道旅行を楽しませてもらおう.

途中駅で二度ほど停車してケアンズに無事到着.このケアンズセントラル駅は数年前に改造されたのかなかなかきれいな駅に仕上がっていた.ただ残念なことにゆっくり駅舎を見学することもできず、チャーターバスへ直行.ビール腹のドライバーが迎えてくれた.

10分程度で、大橋巨泉のOKギフトショップへ.店内に入るとすぐに店員が割引システムの説明をで始めてくれた.特典を話していたが、正札に付いている価格が高すぎる.初めて海外にきた人や「大橋巨泉」のファン(今時いない?)でもない限り買ってくれる人がいそうにない店だ.これでは巨泉氏は国内で評判を落とし(議員当選後何もせずに止めてしまった)、オーストラリアで評判を落とし、晩節を汚すばかりなり.当グループは何度も海外に来ている人たちばかりだから有名人の名前だけでサイフを開く人は少ないだろう.せめて日本人には大割引にする位の報恩の気はないものか?
序に「OKギフトショップ」のサイトに寄ってみた.「300$以上購入者に○○旅行プレゼント!」、「私のスケジュールが会えば私も同行します」と来た.尊敬していた時期もあっただけに残念だ.金儲けだけが上手な厚顔無恥なご老人と化してしまった感あり.

ケアンズセントラル駅

ドライバーのJONとのショット
KANIS





ほとんど買う人もなくバスでホテルに到着.しばし、休息後参加者全員で海鮮料理に舌鼓を打ちに行く.あいにくの小雨模様だったが大して濡れることなくカニーズ KANI'Sに到着.
二階に案内されるとセッティングされたテーブルが私たちを迎えてくれた.

ビール乾杯、ワインで乾杯後、楽しいディナーの開始です.
まずはパン、そしてスープ.ポタージュ系のミックスベジタブルスープとでも呼んで置きましょうか. これまで味わったことがないような複雑で若干スパイスの効いたおいしいスープを熱さに負けず一気にいただいてしまいました.
正面に座っているS氏がカニスプーンとじゃれ合っている.彼の声が聞こえてくる「早く来い来い、カニ料理 !!」

(現在25日の7時07分、朝食の時間だ.やっとカーテンを開けることができた.これまではスポットライト一本の暗い中の作業であった.同宿者のH氏の睡眠の邪魔にならないよに….)

スープの後はパスタが出たように記憶している(間違っていたらごめんなさい).これもペロッと平らげ、話が盛り上がる.
I氏が盛んに昨日行ったキャッチ ア クラブの話をしている.前もって仕掛けられたカゴに入ったカニを捕りに行き、それを戴くツアーと思って参加したらしい.ところがカニはなかなか捕れず、最後に捕れたカニを楽しみに食卓に着くと出てきたのはまったく別の冷凍ガニだったらしい.盛んに愚痴っている.
そんな話を横耳で聞いている内に大皿が到着.やっとS氏待望の泥カニ、ロブスター、海老等が大盛で出てきた.3人で一皿戴くことになる.我がグループは幸運だ.私が大して食べないのだから….皿がセッティングされたとたん、先程のI氏が「これは俺たちが昨日捕ったものだ」と弁じている.ワタリガニに似たカニで日本で戴くワタリガニは「砂ガニ」に類するらしく、ここケアンズで捕れるカニ(マッドクラブ)は「泥ガニ」に類するとT氏が教えてくれた.
私はロブスター風を一本手に取り、カラを割ろうとしたが硬くて鋏でも切れない.困っているとT氏が、スプーンを叩きつけて割るんだと実際にやって見せてくれた.割れた殻を見てビックリ! こんなに厚い殻は見たことない.3〜4mmもの厚みの殻では鋏が効かないのも当然だ.

この後はそれぞれ、ショッピングやカジノへと向かったのでした.
眠い1日目がこうして過ぎていきました.



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