「還元水・活性水素水」の長期保存は可能か?、寿命は?
現在時刻、2004.04.25.20:19.
光の影響を考慮して暗黒の天井裏に保管して計測しました.ボトリング後8日目です.
約-300mvの電解還元水、別名活性水素水を3種類の容器に密封し、8日間放置後の酸化還元電位(ORP)を測定しました. | ||
まずは普通のペットボトルに入れた電解還元水、別名活性水素水の還元電位の変化から調べていきましょう. 8日前の投入時は約-300mvの電位を有していましたが・・・. ご覧のように-300mvもの還元電位を有していたのにたった8日間で、「24mvの酸化電位」を有するただのアルカリイオン水になってしまいました. やはり、普通のペットボトルでは活性水素水・還元水を販売することは不可能なようです. |
||
続いて、最近良く見かける「アルミボトル」に入れた還元電解水の還元電位の変化を見てみましょう. (注、容量が約150ml多く、正確な比較はできませんが・・.) こちらは、「-281mv」と表示されています.スゴイ!! ほとんど電位低下(酸化還元反応による酸化)を起こしていません. 完全に密閉され、酸素も入らず、光も当たらないアルミニウム製のペットボトルならではの結果です. 今後このアルミボトルを使って、還元水・活性水素水の電位変化を調べてみましょう. |
||
それでは最後に今回問題にしている「酸素非透過型の新タイプのペットボトル」での還元電位の低下度は? 右のイメージでご覧いただけるように「36mv」でした.普通のペットボトルより若干ですが酸化が進んでいました.(元々の電位が違ったのでしょうか?) ペットボトルに入れた活性水素水・還元水は酸素の透過がなく、「光」の影響を受けなくても還元電位が失われることが分かりました. この結果、せっかく作られた「酸化防止用のペットボトル」では還元水の酸化(活性水素水の酸化)は防止できないことが判明いたしました. >>>>> この実験で判明したこと <<<<<
今後は明るい所に保存した場合と、暗冷所に保存した場合の相違と、幾日間還元電位を保持できるかを調査しましょう. * 最近、このアルミボトル入りのサラダ油が売られています. サラダ油もこのアルミボトルで油の酸化が防止できるのです. |
* サイトマップ