ORP(Oxidation-reduction Potential)。
wikipediaには・・・・・
酸化還元電位(さんかかんげんでんい、Redox potentialもしくはOxidation-reduction Potential; ORP)とは、ある酸化還元反応系における電子のやり取りの際に発生する電位(正しくは電極電位)のことである。物質の電子の放出しやすさ、あるいは受け取りやすさを定量的に評価する尺度でもある。単位はボルト(V)を用い、電極電位の基準には以下の半反応式で表される酸化還元反応を用いる。
2H+ + 2e- ⇔ H2
とあります。
私がお勧めする「還元水」「水素水」はこのORPがマイナスとなります。
しかしながら、全国の水道水やほとんどの湧水はプラスの電位を持っています。プラスの数値が高い程「酸化度、酸化力」が高いといえます。
奥新川の長命水---水の酸化還元電位
仙台駅7:08の山形行きに乗車します.仙台~奥新川間(JP仙山線)は約50分となります. 本日向かっている奥新川は市町村合併で仙台市青葉区となっていますが・・・. しばらくすると山又山、これを「市」と呼ばねばならないとは(T^~)クゥー . |
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誰一人降りる者のいない『奥新川駅(おくにっかわ)』に7:58、到着です. 無人の駅舎を出ると、『長命水』まで徒歩18分と案内が出ています.道に迷うことはないようです. 無人駅ですから、帰りの便を確認した上で行動しないといけません.次の上りは8:30頃となっています.当然これでは帰ってこれません.次の便はなんと11:20台までありませんw(☆o◎)wガーン これでは午前中に仙台に戻ることは不可能なようです.バス停がありませんので、列車を利用するしかないようです.見渡しても誰も居ない、無人地帯、寂しい・・・. 下り坂の途中、「苔むした倒木」をパチリ. |
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ゆっくり歩いてきたため、20分程度で到着です.途中、膝が笑いそうな下り坂でした. 橋を渡りカーブを曲がると左手に建物が見えてきました. 『長命水』の湧水ポイントに到着したようです. |
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集客のためでしょうか? いろいろと手が加えられています. 水場の奥には休憩所・食堂(甚平衛茶屋)みたいになっています.名物「玉コンニャク」(150)も売っているようです. ただこの日は早朝のため人気はありませんでした. |
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こちらが実際の水場です. 2L/M程度の水量でしょうか. 味はこれといった特徴のないやさしい水でした. |
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さて、ORP値(酸化還元電位)を測定しましょう. +176mvとなりました.水温12℃、弱アルカリ(pH6.6) これまで、調べた湧水の中ではORP値は低めでした. |
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時間がたっぷりあるので、3.6km先の国道まで歩こうか考え歩みだしてみましたが、前日雨だったのでしょうか、所々水溜りがあり、革靴では無理なようです. 仕方なしに「グレーストーン」なるものでも見学して帰ろうと、計画変更です. |
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定員5名の激しく揺れるつり橋を渡り終えて、水場方面をパチリ. ところがこの後がいけません.何がいけないかって、ここも地面や岩が濡れてしまっていてとても革靴で行き着けそうにありません.ここでも、断念、残念. |
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駅に戻るしか仕方ないようです. 来るときに見つけていた、キャンプ場の共同トイレの水道水(湧水に塩素投入したもの)を計測してみました.長命水の水場よりも標高で50m程高い位置にあります. 225mvでした.pHも、ほとんど同じ.ただ、塩素反応はありませんでした.結局誰にも会わずに駅に戻ってきました. 駅前の奥新川食堂が「営業中」と出ている.奥さんと目が合い、お邪魔する.ケイタイが使えない場所なので、電話を借りる. その後、話をしている内に『一の沢』の水も調べてくれと頼まれ、一緒に湧水口へ.しかし、やはり、革靴では途中までしか行けず、奥さんに汲んできていただくことに.計測しましたが、共同トイレに使われている湧水とほとんど同じでした. |
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時間を弄び、下り線に乗り次の駅「面白山高原」駅で下車しました.降りて分かったことは、ここはもう「山形市」でした.ひょっとすると、山形県に足を踏み入れたのはこれが最初? ここは、登山口であり、スキー場のリフト口でもありました. 共同トイレの水道水「+173mv」. さすが山形、水があまり酸化していません. |