「満足」は『足を満たす』と書く

2016年5月19日、世界保健機関(WHO)が発表した世界保健統計2016によると、世界一の長寿国は前年同様日本で男女平均が83.7歳。
健康寿命世界1位も日本で74.9歳でした。
こんな素晴らしい時代に生きられている私たちは幸せ者です。この幸せを失くさないために「健脚」はとても大切な要件です。

元気なうちにセルフケアー

まずは、自己チェック!
老化は徐々に、しかし確実にすべての人に訪れます。
その中でも『足』は特別です。早め早めのケアーを心がけましょう。
  • 開眼片足立ち

    1.素足で行う。
    2.両手を腰に当て、どちらの足が立ちやすいかを確かめるため、片足立ちを左右について行う。
    3.支持脚が決まったら、両手を腰に当て、「片足を挙げて」の合図で片足立ちの姿勢をとる(片足を前方に挙げる)。

  • 如何でしたか?
    二度行って、成績の良いほうを採用するようです。ただし、「ふらついて」軸足が動いた段階でアウトです♪
  • 2ステップテスト

    2ステップテスト

    1.スタートラインを決め、両足のつま先を合わせます。
    2.できる限り大股で2歩歩き、両足を揃えます。(バランスをくずした場合は失敗とします。)
    3.2歩分の歩幅(最初に立ったラインから、着地点のつま先まで)を測ります。
    4.2回行って、良かったほうの記録を採用します。
    *次の計算式で2ステップ値を算出します。
    ■2ステップ値の算出方法

    2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値

    2ステップテスト

  • ロコモティブシンドロームチェック

    ロコモチェック

    日本臨床整形外科学会認定の「ロコモチェック」。
    左の7項目、一つでも当てはまると「ロコモの可能性あり」とされています。
    『私は若い』と思うのは自由ですが、冷静な目で自分自身を知ることはとても大切です。
    左の図をクリックすると、別窓で拡大表示されます♪

  • フクラハギは第二の心臓

    人体の血液は、重力の影響により、70%が下半身に集まっています。そのためふくらはぎのポンプ力が低下すると、鬱血し、心臓をはじめ、ほかの重要な器官に十分な酸素、栄養が行き渡らなくなってしまいます。
    足の静脈血は、ふくらはぎの筋肉の力強い働きがなければ、心臓に戻っていくことができません。