消化不良  国仲医院院長 国仲 寛長博士



ここに紹介する治験例は他の薬剤の助けをかりずアルカリイオン水だけを患者に飲ませてみての結果である。

消化不良症の患者にはほとんどの医者が抗生物質を投与する。なるほど下痢は早く止まるかもしれないが、抗生物質は腸の中の悪い菌を殺すと同時に、人間が生きていくに必要な細菌まで殺してしまうので、これの大量投与は関心したことではない。下痢が治っても、なんとなく顔色が黄色い。肝臓や腎臓にも悪影響を与えるなどの副作用みられる。アルカリイオン水はその点安心で、人間の腸の中で合成されるビタミンKと似たような働きをし、体質を改善、病気に対する抵抗力をつけてくれる。ビタミンKは血液を凝固させる働きをもつものとして昔から知られていたが、最近では体の抵抗力をつけるものとして昔から知られていたが、最近では体の抵抗力をつける物質として重要視されるようになって来た。消化不良についてはいくつかの例とも19日から43日間で完全に治っている。完全治癒というのは下痢が止まって腸の働きが正常になったというだけでなく、みるからに元気になるまでの期間ということである。昔は消化不良の治療は1ヶ月と相場が決まっていた。この間に栄養障害をおこして死亡する例も多かった。アルカリイオン水は抗生物質のような即効性はないが、気長に使用すると、胃腸の調子がよくなり体力がついてくる。





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