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浄水器の歴史---浄水器の選び方講座


浄水器の歴史

浄水器の歴史

浄水器を私の郷里、飯塚の実家では40年以上以前(1960年頃)から使用していたように記憶します。
どんな浄水器だったか・・・・・

それは「蛇口の先端に晒しを巻いた浄水器」でした♪
地区10年のマンションの水道管の実態
経済に余裕のあった友人宅ではガーゼを使用していましたね。
水を出したときの何ともいえない柔らかい感触を今でも記憶しています。
一ヶ月もすると真っ白な晒しが鉄サビ黄ばんで交換していました。現時点で浄水器を利用されていない方はこの方法でどの位の期間で晒しが黄色く変色するか試してみるもの好いかもしれませんね。その汚れが身体に入って来ている訳ですから。
築10年のマンションの水道管の現実⇒ ⇒ ⇒

知人宅では自作で「緩速ろ過装置」を作り、飲料水の水質を上げていた人もいました。
これは、場所も取りますので都会人には難しいと言えますね。

昭和30年中ごろ(確実な資料が見つかりません)に活性炭をろ過材とした『簡易ろ過浄水器』が売り出されたようです。
第二次世界大戦に破れ、マッカーサー指導の下「水道法」が制定され、末端蛇口で1mmp以上の残留塩素を有することが定められました。そのため、塩素臭のある水道に我慢できなくなった人々の希求で製造されたと思われます。
私は1954年生まれですが、小学校の水道がとても不味かったことを記憶しています。
江戸時代より水道を利用していた日本人としては塩素臭付きの水道が許せないのは当然ですね。

昭和40年、厚生省(当時)にアルカリイオン水が医療効果を認定される。
この頃から様々な浄水システムが開発されています。
 ・電子水
 ・磁気水
 ・マイナスイオン水
 ・セラミック水
 ・πウォーター
 ・上記複合型活水器など
昭和40年代後半、国民生活センターの発表だったでしょうか、「浄水器内に雑菌が繁殖」と報道され、物議を醸しました。

その結果、メーカーは「銀添加活性炭」を開発し、雑菌の繁殖を抑えるろ過剤の開発に成功しています。
水銀=銀』と勘違い(銀歯も銀ではなく、水銀が使用されています)して、『銀添加活性炭』は有害だと主張したり、「『銀添加活性炭』は銀がイオン化して生成水に溶解し、これを飲むと危険」と主張する人もいるようですが、これは実証されていません。
皆さんもご存知のように「高級什器」には古来より「銀」が使われ続けています。
このことからも『銀添加活性炭は安全』と思ってよいでしょう。
銀の安全性に関する資料(銀イオン相談室)

昭和50年後半(1984)、中空糸膜を採用した浄水器が発売される。

平成元年前後、波動水なるものが発売される。

平成5年、国民生活センターにより「アルカリイオン水の効果に疑問」が報道される。

上記報を受け、アルカリイオン水協議会は、大学病院等の協力の許で、『二重盲検』による厳しい臨床を行いました。
身体への有効性再確認の臨床データを揃え、厚生労働省による再認証を受けています。

2017年現在、機能水の中で有効な臨床データを有するのは電解還元水、アルカリイオン水、酸性イオン水(強酸化水)のみとなります。


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