アルカリイオン水を否定する業者の屁理屈・不勉強さ、不誠実さ

体液(血液など)はいつもアルカリ性を維持!

「酸性体質」という言葉を聞いたことがありますか?
一般に病気がちな人、加工食品、ファーストフードを多く食べている人は身体が酸性体質になっているなどといわれています.
ところが現実は体液は生きている限り絶対に酸性になることはありません.(尿が酸性になることはよくありますが・・・)
皆さんは理科の授業でリトマス試験紙を使ったことがあることでしょう.その時、アルカリ性、酸性については勉強されたと思います.中性がph(ペーハー)7.0で、色は緑.酸性は数字がだんだん少なくなり、色は黄か橙色.アルカリはph7~14で、色は青、紫と.
それでは私たちの身体の中を流れる血液などの体液はph(数字)でいうと一体いくつでしょう?
答えはph7.35±0.05(7.30~7.40)です.
人間は何を食べ、何を飲んでも、体液は常時アルカリ性を維持するようになっています.
すなわち、体温がほぼ一定してるように、寝ていても呼吸が続くように.心臓が動き続けるように・・・.
このように無意識の内にコントロールする身体機能を恒常性(ホメオスターシス)といいます.もし、人の体液が酸性になったとしたら、その人は天国からお迎えが来ています.

参考資料:「若返る水」、「老化する水」

体液のph(ペーハー)コントロールは自律神経!

酸性食品の多用等で体液が酸性化してくると、自律神経が副甲状腺に命令をだします.副甲状腺はさっそくホルモンを排出します.この副甲状腺ホルモンはアルカリ性に戻すために、体内に蓄えられているカルシウム(多くは骨に蓄積されている)を利用して体液を弱アルカリ性に戻してくれます.
ところが、往々にしてホルモンが出過ぎるために、溶かしすぎたカルシウムが血管・臓器などに残留し、「結石」の原因にもなることが知られています.
結石患者、結石予防はカルシウムをたっぷり摂ることが大切です

現代人の骨が弱くなっているのもこんなところに大きな原因があったんです.
このことからも言えるように、毎日欠かさず利用する飲料水がアルカリ性であれば身体に効果的であるといえます.
しかし、ほとんどの浄水機は中性の水しか生成できません.

参考資料:アルカリイオン還元水は骨粗そう症の予防に効果あり


アルカリイオン水は病人用! 健康な人は飲んではいけない.

一部の心無い販売業者は、自分が扱っている商品を売りつけるためにウソ偽りを平気で言うようです.
先日、アルカリ還元水(アルカリイオン水)を愛飲している方(高血圧のため生命保険にも加入できなかったご主人が元気になり、非常に喜んでらっしゃる)が、友人の紹介でマルチ販売の浄水機を薦められた時のお話.

これは真っ赤なウソです.
アルカリイオン水は昭和40年に厚生省の承認を受け、現在も継続されています.厚生省の承認を受けている機能水はアルカリイオン水と表示できる、生水器だけです.お金儲けに目がくらんだ一部の不心得者にだまされないようにしましょう.(浄水器は基本的に外側の筒と、中のろ剤だけですから、製造原価が非常に安いのです.その為利益率が高く、悪徳業者ほど、浄水器・活水器を販売することが多いのです.)

注意:アルカリイオン水(還元水)は生体に影響を与える力があるということは一般で言う『お薬』のようなものです.クスリを飲むときに、お茶やジュースで飲まないように、アルカリイオン水でお薬を飲むのは止めた方が宜しいでしょう.
アルカリイオン水の成分とお薬の成分が影響し合って、効かなくなったり、効きすぎたりする可能性があるからです.一般に『ジキタリス等』と一緒に飲むのは厳禁です.

アルカリイオン水から電磁波がでる?

これもまったくのウソ.
アルカリイオン水そのものは電磁波は一切出しません.ご安心下さい.
たしかにイオン生水器は電源を必要としますので機械そのものからは若干の電磁波が出ているのは事実です.しかし、この量は蛍光灯一本分にも満たないわずかな量です.何の特徴もないような浄水機を高額な値段で販売している一部の業者が消費者を紛らわせるために使う常套手段です.
先日(1999年11月の初め頃か)神奈川県の浄水機販売業者が摘発されました.普通の大型浄水機を40万円からの価格で販売していたとのことです.この浄水機の中に入っているのは活性炭、サンゴ、セラミック、トルマリン、マグネット、などです.中身の原価は一万円もしないようなものです.

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