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第7回機能水シンポジウム 2000東京大会

電解水の新しいステージを目指して
−進歩の要括と新展開―



期 日 平成12年12月5日〜6日
会 場 北里研究所北里ホール(東京都港区5−9−1)
大会長 堀田国元(国立感染症研究所)
主 催 (財)機能水研究振興財団
後 援 厚生省、農林水産省、社団法人 北里研究所
協 賛 機能水医療研究会、日本口腔機能水学会、アルカリイオン水整水器検討委員会、ウォーター研究会、関西ウォーター研究会、アルカリイオン水整水器協議会、強電解水企業協議会、アルカリイオン整水器検討委員会、電解水農業普及推進協議会


開催にあたって

(財)機能水研究振興財団が活動を再開した最初の年にその最大事業である機能水シンポジウムの大会長をお引き受けすることになり、関係各位のご協力をお願いしてシンポジウム準備委員会を組織し、鋭意努力してまいりましたところ、例年通り開催に漕ぎ着けることができました。短い準備期間であったにもかかわらず開催に漕ぎ着け、また、充実したプログラムを組むことができましたのはひとえにご協力を賜った方々のお陰と心から感謝申し上げます。また、ご後援賜った厚生省をはじめとする諸機関、そして昨年同様に会場を快く提供してくださった(社)北里研究所に対しまして深く感謝申し上げる次第です。

 機能水シンポジウムは、電解機能水の研究に関係する全ての分野の人たちが一堂に会して討論する唯一の年次大会として、また、電解機能水およびその生成器に関する科学、技術および社会的評価・普及の向上にとって重要な情報交換の場として認識・評価されてまいりました。そのレベルの維持向上を図りながら、機能水シンポジウムを継続していくことは、電解機能水界全体にとって大きな意義のあることと思います。昨年のテーマは、「電解水の正しい知識と応用を目指して ― 企画と使用ガイドラインの整備」でしたが、今年は強酸性電解水が学会デビューしてから10年経過し、また、20世紀最後の年でもあることを考慮して、「電解水の新しいステージを目指して ― 進歩の要括と新展開」をテーマといたしました。電解水の科学的社会的評価の進歩や問題点を要括するとともに各研究組織の役割や連携のあり方などについての討論・クロストークを通じて、21世紀における研究振興の方向性や戦略基盤を見出すことができることを願ってのことであります。

 準備委員会の努力により、この方針に適うプログラム編成ができたものと確信いたしております。中でも、当面の大きな努力目標となっている酸性電解水の食品添加物としての認可を念頭において、山田隆先生(食品添加物協会顧問)に「食品添加物とは? − 電解水を中心に −」と題する教育講演、ならびに中村明子先生(国立感染症研究所客員研究員)に「食中毒の発生動向と対策 −学校給食を中心にー」と題する特別講演をお願いいたしました。これらのご講演・討論を通じて、電解水の研究・振興の過去10年を的確に要括し、21世紀への展望が明快になることを願ってやみません。

第7回機能水シンポジウム 2000東京大会
大会長   堀田国元(国立感染症研究所)





◎ セッションの割り振り

第1日(12月5日)

  9:00〜9:05 開会挨拶(大会長)
  9:10〜10:00一般発表(ポスター)・展示: ブリーフィング
  10:00〜11:30強アルカリ性電解水: 強アルカリ性電解水の基礎
  11:30〜12:10展示・ポスター
  11:30〜13:10昼食
  13:10〜14:35基礎: 酸性電解水の基本性状・安全性
  14:35〜15:00教育講演: 食品添加物とは? -電解水を中心に‐
  15:15〜16:45食品: 酸性電解水の食材洗浄除菌への使用に向けて
  16:50〜17:40特別講演: 食中毒の発生動向と対策 ‐学校給食を中心に‐


第2日(12月6日)

  9:00〜10:40 医療:医療分野における酸性電解水の普及を目指して
  10:45〜12:15 口腔: 強酸性電解水による口腔洗浄のストラテジー
  12:15〜13:30 昼食
  13:30〜15:00 アルカリイオン水の進歩
  15:00〜16:30 農業: 農業分野における電解水の有効利用に向けて
  16:40〜18:00 クロストーク: 電解水の新たな展開に向けて
  18:00〜18:10 閉会のあいさつ(組織委員会)



◎ セッション・座長・プログラム

  1.アルカリイオン水(北洞哲治・吉川敏一): アルカリイオン水の進歩
    @
アルカリイオン水の臨床実験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤山佳秀(滋賀医科大学)
    Aアルカリイオン水の有する胃粘膜防御機構 ‐ そのメカニズム解明 -・・・・・・・・
内藤裕二(京都府立医科大学)
    Bアルカリイオン水の生理効果: 大腸内発酵の抑制と有害産物の産生低下について・・・
早川享志(岐阜大学農学部)

    Cアルカリイオン水の物理化学的性質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菊地憲次(滋賀県立大学工学部)
    Dアルカリイオン水の骨形成に与える影響・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 玲(京都大学医学部)
    Eアルカリ性水長期飲用によるマウス成長過程への影響・・・・・・・・・・・鈴木政美(埼玉医科大学)

  2.酸性電解水
    1)基礎 (西本右子/岩澤篤郎): 酸性電解水の基本性状と安全性
      @薬事認可されている強酸性電解水の規格基準(仮題)・・・・・
加川弘之(強電解水企業協議会)
      A酸性電解水の生成機構と組成、および化学的評価法(仮題)・・・・・・西本右子(神奈川大学)
      B酸性電解水の殺菌力と殺菌要因(仮題)・・・・・・・・・・・・・岩澤篤郎(昭和大学藤が丘病院)
      C酸性電解水の安全性(仮題)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小宮山寛機(北里研究所)

    2)医療 (中村良子/田仲紀陽): 医療分野における酸性電解水の普及を目指して

    3)口腔 (鴨井久一/芝 樺彦): 強酸性電解水による口腔洗浄のストラテジー

    4)食品

    5)農業

  など

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