浄水器開発の意図を検証する
タイトルを『浄水器開発意図を検証する』としたものの、果たして検証できるのだろうか・・・・??
何故なら、何が目的で、何の証拠があって、作られた浄水システムなの???と、思ってしまう商品があるからなのです。
商品の説明を聞いていると、『スゴイ水だ!』って気になるのですが、
・何時もそうなるの?
・飲んだ感じではなくて、具体的にどのように水質が変化したの?
って、聞くと、まともな返事が返って来ない場合が多々あるのです。困ったものです。
閑話休題。
まず、『水道水を浄化し、不味くない飲料水にする』目的で作られたのが、単なる
1.浄水器(蛇口先端取り付け型、キッチントップ据え置き型)
この範疇に入るのは、ろ剤が、
・活性炭(粒状、繊維状)のみ
・活性炭(粒状、繊維状)+亜硫酸カルシウム
・(テクニカルフィルター、不織布等はゴミ取り)
でカートリッジが構成されている。
製造意図 :
水道水に含まれる残留塩素を除去し、塩素臭のない飲料水にする。
この範疇に入るのは、ろ剤が、
・活性炭(粒状、繊維状)+中空糸膜+(亜硫酸カルシウム)
・(テクニカルフィルター、不織布等はゴミ取り)
でカートリッジが構成されている。
私たちが大地を汚染させた代償として、水道水にトリハロメタン等が含有するようになりました。
このような分子量の少ない化学物質まで取り除く能力をもった浄水器。
製造意図 :
より安全で塩素臭のない飲料水にする。
この範疇に入るのは、ろ剤が、
・
特殊活性炭(焼結等)
・セラミック等
・(テクニカルフィルター、不織布等はゴミ取り)
でカートリッジが構成されている。
化学物質トリハロメタン等や、鉛などの有害金属をまで取り除く能力をもった浄水器。
製造意図 :
安全で塩素臭のない飲料水にする。
この範疇に入るのは、ろ剤が、
・
活性炭(粒状、繊維状、焼結等)
・セラミック
・磁石
・鉱石類
・サンゴ等のカルシウム含有剤
・(テクニカルフィルター、不織布等はゴミ取り)
でカートリッジが構成されている。
自然のろ過システムを参考に、多層ろ過システムを採用している。
化学物質トリハロメタン等や、鉛などの有害金属をまで取り除くだけでなく、まろやかな自然水を目標にした浄水器。
製造意図 :
安全で良質のミネラルウォーターを目標にする。
5.磁気器(磁石のみ、浄水器+磁石)
「水を強力な磁力線の中を通すことで水質が変化する」という説を元に開発された。浄水器の中に磁石を入れたものと磁石だけの二種類が存在する。
製造意図 :
水質を変化させることを目標にする。身体への有効性は実証されていない。
6.電解水(水素水、還元水、アルカリイオン水などの呼称がある)
昭和30年代前半から「発芽率、育成率を上げる水の研究」などから「電気分解によるカルシウムイオン水(アルカリイオン水)」が様々な疾患や農業への応用等の研究が行われ、昭和40年に当時の厚生省から「医療効果」を認定され、現在も日本で唯一医療効果を認定された整水方式である。
製造意図 :
水質を活性化することを目標にする。電気分解することで様々な変化を遂げている。
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