脱肛根本術手術体験記/入院5日目

脱肛根本術手術体験記/入院5日目

2002年1月31日
00時30分。
痛みのため目がさめる。少しガマンしてみたがダメ。痛み止めを一錠飲んで効果が出てくるまで読書を続ける。
「竜馬がゆく 1~8」、司馬遼太郎著、文春文庫発行、全8巻読破。

04時~07時00分。 睡眠。7時まで寝ていたのは何年ぶりだろう?
本日は入浴日。ここは男性入浴日が火・木・土、女性が月・水・金、で日曜はナシ。時間は9時~20時、となっているのだが、どうしたことか前回の火曜日には入浴の案内(プラスチックの札。これを浴室の入り口に架けて、一人ずつ順番で入浴する。浴槽は3人程度入れる大きさ。ただ、私のような肛門科の患者は毎日利用できるものの、シャワーだけ。)が来なくて、結局入れずじまいだった。
ここの入浴法は部屋単位の順番制になっていて、例えば火曜日は、「要介護者→613→612→607→606→605」の順で入浴するようになっている。私の部屋は605号、最後だから夕食前後に回ってくると思っていたのに・・・・・・・。

本日木曜日は、「要介護者→605」の順。ところが私は10時に診察を受けなくてはならない。帰ってきたとき順番が過ぎてたらどうしよう? と思いながら無事診察を終え、待つこと久し、11時になってやっと「お札」が届き一安心。まだ出血しているためシャワーしか使えなかったが、それでもスッキリ、さわやか、イイ気持ちです。
*. 昨日、判明したこと。それは、入浴システム(?)は各病棟で違うようです。同僚は7F東病棟に入院。そこは毎日各人が予約表に書き入れる方式のようです。すなわち、各婦長の権限でシステムが決まるようです。そのために徹底されないこともあるんでしょうか・・・?


12時30分。 昼食後、担当看護婦さんの「真野」さんが挨拶に見えた。ココでは担当看護婦が決まるのに少々日時を要するようだ。皆さん、忙しく良く働かれます。因みに担当の看護さんは「さわやかな笑顔がチャミーングな方」、どうして、こう看護婦さんはステキナ方が多いんだろう?
*. ただ、この担当さん、その後ほとんど顔を見ることがなかった。
ここの担当制って、どうなっているんだろう?

お世話になったのはもっぱらSさんや、名無しさん(ネームプレートが見当たらず名前が分からない方もいらっしゃった。

16時00分。 便の出がイマイチ。イキムことが怖くて、思うに任せない。
小水に関して : 手術後から一貫して言えることは尿意があるにかかわらず、思うように排尿できない。便器の前に立って、二回に一回程度しか出てくれない。クスリのせい、痛みのせい、両方のせい?


入院して驚いたこと。結構忙しい。起床、洗顔、検温、血圧検査、お茶のサービス、朝食、ベッドメイク、歯磨き、コーヒー、診察、床掃除(部屋を出る)、ベッド廻りの掃除(部屋を出る)、これで11時位。昼食までゆっくりできるのは一時間程度。昼食後しばらくすると、又検温、ナースコールのチェック、面会、入浴、読書で、気づけばもう夕刻。夕食後何もしていないのに疲れているのか8時になると、もう眠くなる。

思っていたほど、本を読む時間がないのが現実。
今日空いたベッドに又新しい患者さん、今度は糖尿病で再入院患者さん。高いときは400を越えてしまう方。

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